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予定外の…

小規模個人再生を申し立てる場合、裁判所から再生計画で見込む返済相当額の積立実績が求められる(大阪地方裁判所の場合)。お隣の神戸地方裁判所でも同様の取り扱いをしている様で、同庁に小規模個人再生を申し立てる場合にも、返済相当額の積立を指導する。

裁判所としては、書面上の判断+積立実績が示される訳なので、将来の履行可能性を判断しやすい。

もっともがんばるんだクラブでは、小規模個人再生の案件に限らず、任意整理の案件でも同様の取り扱いをしている。和解契約を締結する際、将来の不履行を見越す人はいない。その時は履行可能だと信じている。信じているが目論見どおりにいかないのが現実だ。その証拠に、委任時の予定積立額を最後まで変更することなく、履行できる人は少ない。結局は数ヶ月間の実績を考慮して無理のない返済計画を作ることとなる。返済額は減少し、返済期間は伸張する。これは良し悪しの問題ではないと思う。

もし、依頼者の熱意や根拠のない目論見のみを頼りに和解契約を締結した場合、履行可能性の不安の残る和解契約ほど、関係者全てを不幸にするものはない。

同様に、自己破産を申請する案件でも同様の取り扱いをする。長年追加融資に頼った経済生活をしてきた人が急にその途を奪われ、切羽詰った挙句、ヤミ金のお世話になる事例は決して少なくない。目前の返済をクリアーすることに全精力を注いできた人々が陥りやすい誤解だが、債務整理さえすればなんとかなるとの勘違いに陥りやすい。

債務整理をしても「決して収入は増加しません」だから自己破産を考えている人にも毎月の積立を指導する。家計に余剰を残す練習だ。

さて、神戸で小規模個人再生を申立予定のHさん。5月末に相談に見えて以来、積立が思い通りにいかないと悩んでいる。先日の面談では、自己破産の可能性も示唆したが、あくまで返済にこだわりたい様子。ただ、予定外の出来事が続き、計画通りに積立が実施できないとのこと。そして計画通りにいかない現実に強いストレスを感じている・・・。まったくの悪循環だ。

考えてみて欲しい。予定外の出来事が積み重なって返済不能にまで債務が膨らんだ筈だ。サラ金やクレジットカードからキャッシングをはじめた当初は、決して返済不能になることを見越して借金をした訳ではなかったと思う。予定外の出来事を含めての「返済計画」なので。

Hさんは返済の意思が強い。でも決してあわてる必要はない。ゆっくりと健全な家計を築いていけばよい。ゆっくり、ゆっくり、確実に無理のない家計を築いていけばよい。

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