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依頼者がその気にならないと・・・

Kさんの自己破産もいよいよ佳境。財団組み入れ費用の段取りが整ったとの連絡があった。月曜日に入金されるそうなので、即管財人口座へ振り込む段取りを整える。財団組み入れが終了すれば、自宅は破産財団から放棄されるだろう。築ウン十年、無価値の借地上建物とはいえ、生まれた時から住んでいるKさんの自宅への思い入れは私達の思いも及ばないものだと思う。子供達にとっても、生まれ育った家だから、それを死守したKさんは父親の面目約如といったところか。

私達はどうしても四角四面に物事を判断してしまいがちだ。どうしても損得勘定が優先されてしまい、依頼者の心情は置き去りにされてしまう。依頼者の思い入れや感情といったものをもっと考慮して、債務整理の方針決定をしていくべきだと反省する。

一方で、Sさんの個人再生はどうなるのだろうか?一週間ほど連絡がとれない。たった一週間ではない、それ以前にも二週間ほど連絡が不通となっている。常時だったら辛抱強く待つところだが、状況が状況だけに気が気でない。裁判所の指示どおりに手続きが進行しないと、何れは手続きは却下される。そうなれば、今までの努力が水泡と化す。

よく言われることだが、債務整理は専門家がいくら躍起になったところで、本人がその気にならなければ何も進まない。問題は解決しないのだ。債務整理はサラ金への対応や裁判手続きだけではない。返済の継続や金銭管理。むしろ手続きが終了した後が肝心だ。やるべきことは山ほどある。毎日の督促から暫定的に開放され、問題が全て解決したと勘違いされても困る。返済が楽になったと安堵されても困る。

手続き屋的な債務整理は片手落ちだ。高額な報酬を支払ってまで債務整理をする意味が半減する。

Kさんは必死に駈けずりまわり自宅を死守できるところまで漕ぎ着けた。Sさんは自らの努力を放棄してしまうのか?家族の期待を無にしてしまうのか?一日数度の着信履歴で事務所からの連絡があることは認識しているはず。もしSさんがこのブログを読んでいたら、至急に連絡をして欲しい。

もう一度、思いを伝える機会が欲しい。
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